2014/09/29

福島さん講演会「日本の和について」Part4

 西洋医学だけではだめだ。西洋医学と東洋医学をくっつけないといけないということで統合医療学会というのができています。東洋医学がこれからますます重要になってくる。  
 心、肉体、魂の関係なんですけども、肉体は三次元で心は時間軸が入ってくるから4次元、魂は6次元なんです。
 整理したいと思うんですが、肉体心魂の関係なんですけれども、中村さんの『心の正体』という本なんですけれども、人間の心は肉体に属するものと、精神に属するものがある。人間の重心はどこにあるかというと丹田にある。皆さんは何で動くか、非常に感情の部分に大きく影響を受ける。皆さん生まれてからいろんな知識を得ますが、この理性というのはまっすぐ行くんですけども、蛇行するんですよ。今日は禁酒、しかし翌日になるとすぐコロッと負けちゃうんですね。そして、なぜ病気になるのかというと心の悩みの原因の99%は煩悩人と理性人が対立するんですよ。これを止めるには、意志の力があればいい。だからよく真面目な人は病気になる人が多い。理性が強すぎて抑えすぎてしまう。それをうまくコントロールしていくのが大切だと思うんですけど。強い意志を持つ。
 

 今の日本の教育すべてが知識技術に傾いている。情の部分の比重が重くない。知識技能ばかりやっていると非常に自己中心的になる。自己中心的になると相手を攻撃するんですよね。いじめとかもこれなんですよ。善というのは、その時々で変わってくる、織田信長と明智光秀のどちらが善かわからない。まず目で見て自分で感じる、そしてこうでなくてはいけないと考えて行動に生かしていく、これが知恵になる。そして、感性になる。考えてばかりではダメで行動しなくてはいけない。最近の若い子はあまり考えない。そして行動しない。行動しないと知恵がつかない、生きる力はすべて情の部分なんですよ。知識技術を情で動かしていくのが重要なんです。
 これは、心と体の関係なんですけども人間はつねに緊張してると病気になる。あと肉体の部分で細胞の話なんですけど遺伝子というのは環境に影響されるというのがわかってきている。遺伝子をオンにするかオフにするかは環境に左右される。
 皆さんはいろんな経験をした方がいい。私なんか経営者よりも何かモノを作っていた方がいい。


 遺伝子を変える3つの因子、物質的なモノたとえば訓練運動これは人間を強くする。日の光は人間にいい。仏教で唱えるお経の波長もいい。体にいい波長もある。食べ物、おいしいものは自分で作った方がいい。自然のものの方がエネルギーに強いんですよ。長野県の真田町で給食を地元でとれる食材でできる和食にしたらいじめなどがなくなったんです。精神的な要因、1番で頭の毛が真っ白になったりする。愛とか希望とかは良い方向に影響を与える。どう生きるか、あなたの食べたものがあなたですよと、そういう意味で、食べ放題とかは元が取れないんですよ。

 
 それからプラス思考で最終的には他人が喜ぶような言葉とかを使っていくのがいい。商人がどうしたらいいかということで今でいう経団連とかああいう人が集まって四書五経のようなものを作った。最終的には人と付き合うノウハウを作った。寺子屋で子供たちが武士の子供も農家の子供も一緒になって勉強しだした。1つは人と人の間を保っていく心構え、もう1つは知らない人同士のような仕草をする、これが基本的には商売のコツというか人間関係のコツ。今は経済というのは中小企業で厳しいところがたくさんあって、いわゆる中小企業の人に聞いたら自分たちと一緒にいた仲間はみんな潰れちゃったと。自分はなぜ残っているかというと、やっぱりまじめに信頼を築いてきたというんですね。普通は、お金の方に行っちゃうんです。つまり人間関係を忘れると苦しい時期になると信頼は逃げていく。何が残るかというと信頼なんですよ。お金には代えられないものが残るんです。 
 本当に人間関係というか、これ彼の人との出会いというかね。その中で出会った人との関係というのを大切にしていってください。最終的には自分にプラスになっていくと思います。