2014/09/26

福島さん講演会「日本の和について」Part3

 これから少し易経のお話しします。
 中国易経の易経、変化するというようなことで運命を研究していくというこれが易経なんですけども、興味ある方は是非勉強してみてはいかがでしょうか。
実はなぜ易経が出てきたのかというと易経の占いの部分と、それから哲学的な思想の部分というのがある。
 
 実は、この占いのほとんどの結果というのが64に分かれます。この64というのはさらに上下に3つずつあってその6倍ということで384通りの答えが出てきて、実はすべての占いの事象は必ずそこに入ってくる。実はこの64迦とDNAの遺伝子反応が一緒なんです。実は、易経というのは5000年くらい前に作られたこれがよくわからない。
 先がいつ作られたかというのは先ほどお話ししたように易とか倫理、哲学とかそういった2通りのものになっているんですけども、中国最古の医学書なんですけども、これは漢方とか鍼とかはすべてここにつながるんですけれども、単に病気だけを問題にするのではなくて、習慣とか感情それから食べ物とか、あるいは住んでる場所とかそういったものがすごく影響するんですよと。

 もう1つ、インドの伝統医学なんですが、これも5000年くらい前にできた。仏陀というお釈迦様が病気の治療法とかあるいは悟りを開くいい方法とかも説いたという。
このインドの伝統医学のキーワードは、意思健康と自然治癒。意思健康というのは健康を扱う医学。それから自然治癒というのは、人間というのは治癒力があり、これを目指すような技術や医学。それから意識というのは見えない心を対象にした医学です。現代医学というのは所謂病気を治療する医学。これが西洋医学なんですが、自然治癒というのは人間が生み出したもの。それから意識というのは、あくまでも肉体を対象にした医療方法。西洋医学と東洋医学は対照的なんです。