坐禅の仕方は、流派によっても少しずつ異なるようです。
各地寺院で行われている静坐会も、それぞれ作法があるので、
ここで紹介するのは、不断の五葉会のものになります。
合わせて、禅用語手解きの記事も見ていただければ、わかりやすいかと思います。
先ず、坐法からです。
座布団を数枚用意し、一枚を下に、残りを後ろ側に置き、その上に坐ります。
半分に折ったりして、腰の高さを自由に調節してください。
片方の足を、もう片方の腿に乗せます。これが、半跏趺坐(はんかふざ)です。
更に残り足を腿に乗せるものを、結跏趺坐(けっかふざ)と言います。
半跏は、どちらの足を上にしてもよく、途中で入れ替えても構いません。
両足膝と尾骶骨で、二等辺三角形ができるように、身体を支えます。
重心が落ち着かない場合は、上体を前後左右して探してみてください。
腹を出し、胸を張り、背筋を伸ばします。
掌を上にし、右手を下、左手を上に重ねます。
親指を軽く合わせ、楕円形の空間を作ります。
これを、法界定印(ほっかいじょういん)と言います。
そのまま、手を下腹に合わせ、落ち着けます。
目蓋は、瞑らない程度に軽く落とし、視線1m先に落とします。
口を結び、舌先を上顎の歯の付け根につけます。鼻呼吸です。
静坐中は、自分の呼吸を勘定する、数息観(すうそくかん)を行います。
1から100まで息を数え、1に戻り繰り返します。
100までいった・途中雑念が沸いた・数え間違えても、1に戻ります。
いー(ひとー)で吸い、チー(つ)で吐き、にー(ふたー)で吸い、いー(つ)で吐きます。
数える読み方も色々あるようです。
吐く方を主眼に置きつつ、自然な呼吸になるようにします。
長くなりましたが、次に静坐会様子です。
五葉会会室は、十畳ほどの和室です。坐禅中は、お軸が掛けてあります。
直日(じきじつ)が柝(たく。拍子木)を二声鳴らし、開始の合図とします。
自身の場所を決め、座布団を用意し、席を作ります。
全員の坐相が整ったら、そこから一炷香(いっちゅうこう)45分を2回坐ります。
途中の作法は、文にすると細々しているので、省略します。
最後に、柝が二声鳴り、合掌して終了です。
末法体操というもので、身体を解して、終わりとなります。
会の基本活動は、この会室静坐会です。
学外活動もありますが、会室のみも可です。
終ったらお喋りせずに、さっさと帰ってしまう卵白な人(淡白の意味)もいます。
読むだけでは、分からないかと思うので、興味が沸かれたなら、
五葉会は勿論、近くに静坐会があるかどうか調べてみてください。
静坐会中は、真剣に取り組みますので、真面目の雰囲気ですが、
一部の人間の所為で(え、誰のことでしょう)、終わったら緊張感は解けます。
お寺ではないので、静坐会以外は、皆さん和やかに過ごしてますよ。ええ。
各地寺院で行われている静坐会も、それぞれ作法があるので、
ここで紹介するのは、不断の五葉会のものになります。
合わせて、禅用語手解きの記事も見ていただければ、わかりやすいかと思います。
先ず、坐法からです。
座布団を数枚用意し、一枚を下に、残りを後ろ側に置き、その上に坐ります。
半分に折ったりして、腰の高さを自由に調節してください。
片方の足を、もう片方の腿に乗せます。これが、半跏趺坐(はんかふざ)です。
更に残り足を腿に乗せるものを、結跏趺坐(けっかふざ)と言います。
半跏は、どちらの足を上にしてもよく、途中で入れ替えても構いません。
両足膝と尾骶骨で、二等辺三角形ができるように、身体を支えます。
重心が落ち着かない場合は、上体を前後左右して探してみてください。
腹を出し、胸を張り、背筋を伸ばします。
掌を上にし、右手を下、左手を上に重ねます。
親指を軽く合わせ、楕円形の空間を作ります。
これを、法界定印(ほっかいじょういん)と言います。
そのまま、手を下腹に合わせ、落ち着けます。
目蓋は、瞑らない程度に軽く落とし、視線1m先に落とします。
口を結び、舌先を上顎の歯の付け根につけます。鼻呼吸です。
静坐中は、自分の呼吸を勘定する、数息観(すうそくかん)を行います。
1から100まで息を数え、1に戻り繰り返します。
100までいった・途中雑念が沸いた・数え間違えても、1に戻ります。
いー(ひとー)で吸い、チー(つ)で吐き、にー(ふたー)で吸い、いー(つ)で吐きます。
数える読み方も色々あるようです。
吐く方を主眼に置きつつ、自然な呼吸になるようにします。
長くなりましたが、次に静坐会様子です。
五葉会会室は、十畳ほどの和室です。坐禅中は、お軸が掛けてあります。
直日(じきじつ)が柝(たく。拍子木)を二声鳴らし、開始の合図とします。
自身の場所を決め、座布団を用意し、席を作ります。
全員の坐相が整ったら、そこから一炷香(いっちゅうこう)45分を2回坐ります。
途中の作法は、文にすると細々しているので、省略します。
最後に、柝が二声鳴り、合掌して終了です。
末法体操というもので、身体を解して、終わりとなります。
会の基本活動は、この会室静坐会です。
学外活動もありますが、会室のみも可です。
終ったらお喋りせずに、さっさと帰ってしまう卵白な人(淡白の意味)もいます。
読むだけでは、分からないかと思うので、興味が沸かれたなら、
五葉会は勿論、近くに静坐会があるかどうか調べてみてください。
静坐会中は、真剣に取り組みますので、真面目の雰囲気ですが、
一部の人間の所為で(え、誰のことでしょう)、終わったら緊張感は解けます。
お寺ではないので、静坐会以外は、皆さん和やかに過ごしてますよ。ええ。